刃物の街・スカルペリアでお気に入りの包丁に出逢った。

フィレンツェの山のB&B滞在後半3日めの午後はB&Bのオーナーさわこさんにアテンドしていただき、近郊の街、スカルペリアへ。

刃物の町「スカルペリア」とは?

スカルペリアはメディチ家のルーツでもある土地で、中世の時代にはここで剣、槍、弓などの武器を作らせていたのだとか。ここは今でも「刃物の街」として知られているそうです。

とても小さな街で、メインストリートも10分弱で歩ききれてしまうほど。その中で目立つのはやはり刃物屋さん。

現在も昔ながらの伝統的な製法で職人さんたちがナイフや包丁類を作り、販売しているそうです。

日本でも有名ステーキ店やレストランでは、ここスカルペリアのナイフが使われていることが多いそうですよ。

伝統の製法で刃物を作り続けるお店「FONTANI」

メインストリートをブラブラと歩きながら、何軒かのお店に入ったり、ショーウインドウを眺めたり。その中でも、さわこさんが以前ナイフを買ったというおすすめのお店「FONTANI」に連れて行っていただきました。

私のお目当ては日常使いする包丁!

なんてったって、今を去ることン〜10年前に一人暮らしを始めた時に近所のスーパーマーケットで適当に買った包丁を延々と(たいした手入れもせずに)使い続けてきたのです。

お料理上手で、滞在中の食事もお世話になっていたさわこさん曰く「よく切れる包丁の方が怪我もしないんだよ〜」と。

切れない包丁に慣れてしまうと、たまにお料理教室などでよく研がれた包丁をお借りしてその切れ味の良さにびっくりします。

私のは、切れないばかりでなく木製の持ち手も古くなってきていて、見た目もなんかヤダ〜と思っていたので、これはいいチャンス!とばかりにそのお店で包丁をいろいろ見せてもらいました。

そして選んだのは、オリーブの木でできた持ち手のついた包丁。
立派な木箱に入っているのもちょっと嬉しい。

最近は、旅に出ると自分のために買うお土産は日常使いできるものをひとつ、と決めています。この包丁を使うたびにあの街のことを思い出すんだろうな。

お店はこちら。

Rasoi mano libera, coltelli artigianali da cucina e regionali,

BENVENUTI ALLA COLTELLERIA FONTANI Storia, Innovazione, Tra…

私たちを接客してくださったお店のオーナーさんはNHKのイタリア語講座の教本にも登場していましたよ!




 

スカリペリアの静かな路地を散策してみました。

大満足のお買い物のあとも街をお散歩。これは元市庁舎の建物。現在は刃物博物館になっています。

フィレンツェの市街を観光した時も思いましたが、イタリアは築何百年という建造物が用途は変われど現在も現役で使われているのです。

メインストリート以外の小さな路地も散策してみました。

静かで、心落ち着く時間。

角を曲がると、今にも中世に生きる人々が立っていそうな雰囲気でした。

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