スペースU:nestについて

2007年:はじまりは、エサレン(R)ボディワーク。

 
三昧琴奏者で、元・祐天寺スペースUオーナーの福島千種です。
 
私が、カリフォルニア州のエサレン研究所でエサレン(R)マッサージの認定コースを受講し、晴れてエサレン(R)ボディワークプラクティショナーになったのは2007 年。今から13年前。なんと、干支を一回りしてしまったのですね。

エサレン(R)ボディワークの認定コースに参加したのは2006年のことです。花巻とエサレン研究所でのコースは延べ、1ヶ月。学んだのはエサレン(R)ボディワークという全身オイルトリートメントのテクニックでしたが、トレーニングコースを通して受け取ったのはそれだけではなくセッション以外の場でも生きる触れ方や、人への接し方、向き合い方でした。

トレーニングコースのクライマックスとなったエサレン研究所での最後の夜、最後のクラスで、恩師であるブリータ先生がクラス生全員に尋ねました。

「ところでみなさんは、近い将来どんなところでどんなサロンをつくりたい?」

そのとき、わたしの頭に浮かんだのは
「都会のまんなかでほっと一息つけるオアシスみたいな場所」
こんなサロン像でした。

非日常でなくてもいい。気が向いたらふらりと行ける距離感と時間感覚で、疲れたこころと身体を休めてほっとできたり、ディープリラックスを体験できたり。

そんな時間を過ごしながら本来の自分自身を取り戻していく。都会に、そんな空間を作れたらいいなあ。それが、その時のわたしの構想でした。

「すぐやる課」の私は、12年前の資格取得後にそのまま自宅の一室をサロンにしつらえ「Junglepalm Apt.」という名のサロンをオープンしました。
 
まだそんなに忙しくはありませんでしたが、1年ほど自宅でお客様をお迎えしたのちに、大好きだった目黒区・祐天寺の物件と運命的に再会。こんなチャンスは二度とないだろうと、家賃の心配もどこぞに吹っ飛んでそのお部屋を借り、「スペースU」をオープンしたのが2008年9月末でした。
 

2008年:自宅サロンから祐天寺「スペースU」へ。

最初の2年は、エサレン(R)ボディワークや音叉ヒーリングなどをご提供する場として個人セッションのお客様を中心にお迎えしていましたが、それこそ家賃を払うだけが精一杯の状態。しかし、2010年を境にたくさんのご縁のおかげで徐々にお客様も増え、全国各地からたくさんの講師やファシリテーターさんを招いて講座やクラスなども開催するようになりました。
 
後半の5年間はそれこそ毎日のように誰かが、どこからかあの場所にお越し下さるようになりました。
 

 
祐天寺で過ごした10年間に、私だけでなく、お客様も、友人たちも、仕事仲間も、みんながそれぞれの想いとパワーを発揮し、自分自身の世界を作り上げていきました。振り返ればあっという間のようでいてスローモーションのようにとてもゆっくりにも思える、濃厚な時間でした。
 
さて、そうこうしているうちに、おかげさまで三昧琴奏者としてのわたしの活動も徐々に広がり、祐天寺にいるよりも外に出ている時間の方が長くなってきました。留守中も、ありがたいことにいつもどなたかがサロンを使ってくださっていたので、無駄な空き時間はほとんどなかったのですが、いろいろ考えた末に10年を一区切りとして祐天寺のサロンをクローズすることに決めました。2018年9月末のことでした。
 

 
そしてクローズから5ヶ月が経った3月のはじめに、Facebookでこんなことを宣言してしまいました。
 


【お茶の間サロンをやりたい。】
 
セッションの時、外にレンタルサロンを借りるのもいいんだけど、わたしはやっぱりわたしの場でセッションしたい!という気持ちが日に日に強くなってきた。
 
と、なると、自宅サロン。しかし我が家に来たことのある友人のみなさまはご存知の通り、うちにはサロン専用に独立して使える部屋はない。
そうなるとLDKでやるしかない。THEお茶の間サロンである。
 
この、図書館並みに天井まである本棚がどどーんとそびえ立ち、スターウォーズグッズとかミッフィーとか昔のMacintosh SEとか鹿の角とかもろもろもろもろに囲まれたものの多い部屋で、である。
そんな場所でセッション受けてくれる人がいるんだろうか。
 
お茶の間に人を迎え入れることは、わたしにとっては脳みその中を見せるようなもの。
(まあ、スペースUの時もダダ漏れだったとは思いますが…)そんな!恥ずかしい〜!!けど、なんだかぱかーんと開いてみたい気もする。
 
お茶の間サロンなら、セッション終わってそのまましばらく文字通りお茶飲んだりおやつ食べたりしておしゃべりもゆっくりできそうだなあ。
いま、せっせと断捨離中です。
 

福島千種のFacebook個人アカウントより

2019年:お茶の間サロン宣言。小さな巣のような場所を創りたかった。

 
祐天寺のサロンクローズから半年で、冬眠から冷めたかのように浮上したまさかの、自宅サロン復活。しかも、自宅サロンの典型である一部屋をサロン専用部屋にするというプランではなく、リビング(つまりお茶の間)にクライアントを迎え入れて、そこでセッションをするというスタイルなのです。

サロンの名前は、「スペースU:nest(ネスト)」。 nest = 巣  

小さくこもりながら、体を休めたり、想いを表現してみたり、自分と対話する場所。祐天寺でのあの空間とは真逆をいく感じですが、どうも今の私はそんな場所をつくりたいみたい。

上に引用したFacebookにも書きましたが、プライベートの真ん中にお客様を迎え入れることはなかなかに勇気がいることですが、あえて「開いてみたい」という気持ちもすごくあって。

「スペースU」を閉めるときに、ある人が旅好きの私に「これからは、千種さんのいくところいくところが全てスペースUになるんだね」と言ってくださったんです。なるほど、それもそうかもしれない。そして、私や家族の秘密基地であるこの自宅もまた、スペースUになりうるのかもしれない。そんな風に思ったのでした。

小さな鳥の巣のような我が家のリビングでご提供できることを、しばらくは試行錯誤しながらお届けしていきます。これまで通りの個人セッションのほか、4名以内のごくごく少人数での講座やワークショップもできるかなと思います。

サロン専用部屋ではないので、本当に「うちにおいでよ」といった風情。

「nest」という単語には、「(昆虫や動物たちの)巣」という意味以外に、「(居心地の良い)避難所、休み場所」という意味も含まれています。ここで、このお名前を出すのはとてもおこがましいとは思うのですが、佐藤初女さんの「森のイスキア」的な場所に、いつかなれたら、と思っているのです。

「スペースU:nest」は、わたしも、あなたも、Coreにもどり、Coreを見つめ、そこから新しく羽ばたく巣のような小さな場所。既成概念にしばられず、可能性を信じて開いていく場所。出逢いが楽しみでなりません。

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スペースU:nestの主、福島千種のプロフィールはこちらです。

>nest = 【巣】。

nest = 【巣】。

そこは、主(あるじ)の好きなものだけが集まった繭のような小さな空間です。この繭の中で、Body, Sound, Sripitの3つの面から 本来の自分自身に還るためのお手伝いをいたします。 小さなスペースではございますが、 懐かしい友人の家を訪ねるような感覚でどうぞお出かけください。

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